グラフィックボードはパソコンの性能を決める
重要な部品といえます。
ただ、新品のグラフィックボードは非常に値段が高いので
型落ちでも中古品の安いモデルを検討する人もいるでしょう。
ですが、中古のグラフィックボードには
いろいろなリスクというものがあるのです。
本記事では、中古のグラフィックボードを購入するときの注意点や
購入時に見落としがちな問題点などを紹介していきます。
中古のグラフィックボードにはどんなリスクがあるの？
中古のグラフィックボードを買う場合は
いろいろなリスクがあります。
次は、どんなリスクがあるのかについて
お伝えをしていきましょう。
故障や不具合が発生しやすい
グラフィックボードというのは高温や
高電圧にさらされていることが多いです。
なので、劣化や損傷が怒りやすい部品です。
中古のグラフィックボードは新品よりも使用期間が長く
故障や不都合を起こす可能性もあります。
たとえば、画面が乱れたりパソコンがフリーズしたり
ブルースクリーンになったりする可能性も考えられるでしょう。
保証期間が短いか保証がない
中古のグラフィックボードは新品と違い
保証期間が短いか保証がない場合が多いです。
もし中古のグラフィックボードを買う場合は
故障や不都合が発生しても修理や交換が無料で
できないと考えたほうが良いでしょう。
さらに、保証の内容や条件も
販売者によっても違いがあるので注意が必要です。
偽物や盗品である可能性がある
中古のグラフィックボードのリスクには
偽物や盗品である可能性もあるということが挙げられます。
中古品は新品と違い値段が安く販売されますが
やはり、買う場所によっては偽物や盗品である可能性も考えられるでしょう。
偽物のグラフィックボードの場合は本物とは見分けがつきにくく
性能や品質が劣っている場合もあるのです。
また、盗品の場合は警察に押収される場合や
返品を求められる場合もあります。
以上のように中古のグラフィックボードを買う場合は
いろいろなリスクがあるのです。
中古品を買う場合は以上のようなリスクを回避するために
注意点を知っておく必要があるでしょう。
次は、中古品を買う場合の注意点について
お伝えをしていきます。
中古のグラフィックボードを購入する際の注意点とは？
中古のグラフィックボードを買う場合は
いろいろなリスクがあるのですが
それらを回避するには注意すべきポイントがあります。
次は、中古のグラフィックボードを買う場合に
注意すべきポイントについて一つ一つお伝えしていきましょう。
販売者やサイトの信頼性を確認する
グラフィックボードの中古品を買う場合は
販売者やネット情報の信頼性を確認したほうが良いでしょう。
確かに、動画などでいろいろな商品を紹介し知識があるようにみえる人物は
たくさんいますよね。
ですが、商品しか紹介していないような人物は
危険だと思ったほうが良いかもしれません。
ほかにも、商品のメリットしか言わないようなレビューは
ほぼサクラだと思ったほうが良いでしょう。
最近は、商品紹介をブログなどでする場合は
当ブログのように、それが広告であるという表示を見せないといけないのです。
商品の状態や仕様を詳しく調べる
グラフィックボードの中古は、状態もそれぞれなので
当たりはずれがあります。
ただ、中古のグラフィックボードを買う場合に
グラフィックボードの状態を気にしがちですが
他にも重要なポイントがあります。
ネットで中古を買う場合は、商品の仕様について調べることも重要です。
たとえば、ネットで中古のグラフィックボードを買う場合は
説明文やスペック表などを見て傷や汚れなどや劣化や損傷の有無などを確認します。
また、ネットオークションの場合は動作するのかを
実際に動画で見せてもらうほうが良いでしょう。
ネットオークションの場合は
商品の状態を質問しても全く失礼ではありません。
むしろ、聞いたほうが良い場合のほうが多いです。
できれば、商品を取り付けている部分から
動画を撮影してもらい動作しているかまでチェックできれば
安心して買うことができるでしょう。
返品や交換の条件を確認する
業者からグラフィックボードの中古を買う場合は
返品や保証があるかどうかなどを確認したほうが良いでしょう。
たいていは、説明文に記載しているか
サイトのどこかに記載している場合もあります。
どこに書いているかわからない場合は
質問をしてみると良いでしょう。
以上のように、中古のグラフィックボードを買う場合の注意点を知ることで
安心して買うことができるといえるでしょう。
次は、グラフィックボードを買うときに
見落としがちな問題点についてお伝えをしていきます。
中古のグラフィックボード購入時の見落としがちな問題点とは？
中古のグラフィックボードを買う場合に
見落としてしまう問題点というのがあります。
この問題点を見落としてしまうと
大損してしまう可能性があるのです。
次は、中古のグラフィックボードを買う場合に
見落としがちな問題点について、一つ一つお伝えをしていきます。
動作確認の不備
中古のグラフィックボードは、いくら業者が販売していたとしても
動作確認をしているとは限りません。
パソコン専門ショップなら動作確認をしている可能性もありますが
「可能性」というだけで、本当かどうかは定かではないですね。
動作未確認のものは「ジャンク品」として
区別されることが多いです。
これは、注意深く確認をしないと
買ってから動作しないということになりかねません。
「中古はやべぇぞ」と言っている人の多くは
返品不可で動作確認もしてないジャンク品を買っている可能性も否定できません。
性能低下のリスク
中古のグラフィックボードの場合は
発熱量が多く長期間高負荷にさらされてしまうと
性能が低下して今う可能性があります。
特に火葬通貨のマイニングなどで
酷使されていたものは寿命や安定性に難があるので要注意ですね。
マイニングで使用されたグラフィックボードの場合は
FANシールの剥がれや大量出品などの特徴で見分けることができます。
サイズや電源の不適合
中古のグラフィックボードはパソコンのケースや
マザーボードに合わせて選ぶ必要があります。
たとえば、省スペースのデスクトップパソコンに
タワー型専用のグラフィックボードを買っても取り付けはできません。
省スペースのデスクトップパソコンの場合は
ロープロファイル対応のグラフィックボードを選ぶべきなのです。
高性能なグラフィックボードになればなるほど
消費電力が高くなります。
さらに、グラフィックボードのサイズも大きくなるので
パソコンのケースの大きさに合わせて、選ぶようにしたほうが良いでしょう。
中古のグラフィックボードを買う場合は
いろいろな問題点に注意する必要があります。
値段が安くて魅力的な中古品ではあるのですが
それでも失敗しないように慎重に選ぶほうが良いでしょう。
中古のグラフィックボードのメリット
中古のグラフィックボードはパソコンの性能を
大きく左右する重要な部品です。
新品の値段は高いですが
中古はお手軽価格で販売しています。
別に型落ちでも良いという場合は中古の
グラフィックボードを買うほうが良いかもしれませんね。
中古のぶらふぃっくボードを買う場合において
メリットを一つ一つ紹介をしていきますね。
同じ性能のグラフィックボードを新品よりも安く購入できる
グラフィックボードはパソコンの部品の中では
値段が高い部類に入ります。
新品価格で10万円以上するモデルもありますが
下を見れば数千円で販売しているモデルもあるのです。
ただ、数千円のグラフィックボードは
それほど性能は高くありません。
筆者も買ったことがありますが
CPUに内蔵しているGPUよりも性能が劣っていたこともあったくらいです。
ただ、中古のグラフィックボードの場合は
人が使った後のモデルのものがほとんどですが
それでも性能が高いモデルが多いですね。
同じ性能の新品グラフィックボードに比べて
中古のほうが半額以下で買うことができる場合もあります。
過去に発売されたグラフィックボードを購入できる
グラフィックボードは技術の進歩によって
次々と新しいモデルが販売されているのです。
新しい製品は必ず
自分のニーズに合っているとは限りません。
たとえば、古いゲームやソフトウエアを動作させたい場合や
特定のブランドやモデルにこだわりたいという場合は
中古のほうが買いやすいといえるでしょう。
中古の場合は、過去に高性能だったグラフィックボードが
安く買うことができる可能性が高くなります。
環境に優しい
グラフィックボードは電子部品や金属で構成されており
破棄する場合は環境に悪影響を及ぼす可能性も考えられます。
中古のグラフィックボードを買うことで
破棄されるグラフィックボードの量を減らすことができるのです。
その結果、環境にやさしい行動になるということになります。
以上のように中古のグラフィックボードを買うことには
メリットがあります。
ですが、中古品のグラフィックボードには
やはりデメリットやリスクもあるのです。
たとえば、故障は不都合などが発生したり
保証期間が短いとかそもそも保証期間がないという場合もあるのです。
中古のグラフィックボードを長く使うためのメンテナンス方法とは？
中古のグラフィックボードは劣化や損傷がある可能性も考えられますが
中古品でも寿命が短いということはありません。
定期的なメンテナンスを行うことで
中古のグラフィックボードでも故障せずに動作することもあります。
こまめにホコリを除去していくことでも
中古品でも寿命が長くなりやすいです。
グラフィックボードは高温になることが多いので
ホコリや汚れが付着してしまうと冷却効果が低下してしまいます。
そうなると、故障の原因となってしまうのです。
定期的にホコリや汚れを除去することで
長く使うことができるでしょう。
ホコリを除去するときに最適な道具は
「エアダスター」やブラシなどです。
グラフィックボードの表面やファンなどや
ヒートシンクなどを掃除することができるでしょう。
ですが、掃除をするときはパソコンの電源を切って
静電気に注意しながら掃除をすることが必要です。
温度や電圧を監視する
グラフィックボードは高温にさらされ続けると
性能が低下してしまいます。
他にも故障したりする可能性もあるので
定期的に温度や電圧を監視する必要もあるのです。
たとえば、専用のソフトを使用してグラフィックボードの温度や電圧を
確認することができます。
温度や電圧が異常に高いならファンの回転数を調節したり
オーバークロックを解除することで対処することができます。
ドライバーやファームウェアを更新する
グラフィックボードはドライバーやファームウェアというソフトウエアにより
制御しているのです。
ドライバーやファームウェアが古いままなら
性能は低下したり不都合が発生したりすることがあります。
たとえば、メーカー公式サイトや専用のソフトウェアなどから
最新のドライバーやファームウェアをダウンロードしてインストールすることができるでしょう。
ただし、更新をするときはパソコンの電源を切らないようにして
ダウンロードやインストールをしましょう。
グラフィックボードの中古でもメンテナンスを定期的に行えば
寿命は長くなります。
中古のグラフィックボードを買うならどこがおすすめ？
中古のグラフィックボードは、どこで買うのが安心かといえば
やはり実店舗で買うほうが安心できるでしょう。
実店舗では直接買うことができるし
買う前に触れることも可能です。
また、店員にいろいろな相談をすることで
アドバイスを受けることも可能といえます。
とはいえ、あなた自身もしっかりと知識を身に着けていないと
セールストークに乗せられて、必要以上に高いスペックの商品を買う羽目になります。
そうならないためにも、知識は少しはあったほうが良いでしょう。
実店舗で中古のグラフィックボードを見ていると
店員が近づいてくることもありますね。
そういうとき、「うざい」と思ってしまう人もいるかもしれません。
そういう人は、ネット通販で中古のグラフィックボードを
買うほうが良いと思われます。
ネット通販といえば、大手の楽天市場やAmazonなどがありますが
出品者がはっきりしていない場合は思っていたのと違うという結果もあります。
そうならないためにも、買う前に誰が出品しているのかを
チェックしておくほうが良いかもしれませんね。
中古のグラフィックボードを買う場合は
どこで買うかは、生活スタイルによっても違いがあるでしょう。
あなたのニーズや予算に合わせて
中古のグラフィックボードを買うようにしたほうが良いかもしれません。
まとめ
中古のグラフィックボードは、いろいろなメリットはありますが
デメリットもあります。
そうしたメリットやデメリットを知ったうえで
注意点を知ることで、はずれのグラフィックボードを
買ってしまわないように予防ができると思われます。
ただ、中古のグラフィックボードは特に
メンテナンスを怠ると、すぐに故障してしまうのです。
なので、定期的にホコリなどを取り去って
きれいにしておくのも寿命を延ばしたり故障しないようにする方法の一つといえますね。
