お手持ちのパソコンがどれくらいまでメモリ容量を
上げることができるのか、気になる部分が多いですね。
最近のパソコンは性能が昔と違い、かなり向上してきたので
メモリ容量も大きめでも問題ないようにも思えます。
本記事では、パソコンの最大メモリ容量は
どこまで超えることができるのかや
Windows10各エディションでも最大メモリは違うのかも検証していきます。
パソコンの最大メモリ容量って何？
簡単に言えば、パソコンの最大メモリ容量とは
メーカーが安全に起動できると判断した数値を言います。
最大メモリに関しては、メーカーは実際に検証して
最大メモリの数値を決めるのです。
たいていは、新品のパソコンを買ったときに
スペック表が付属しており、そこに記載していることが多いです。
記載していなくても、公式サイトにスペック表があり
公式サイトを確認すればわかる場合が多いといえます。
一般的に決められた最大メモリ容量を超えて
メモリを取り付ける人は余りいません。
理由は、動作しなくなるのが怖いからです。
メーカーによって安全が認められ、問題なく動作できる範囲で
メモリ容量を上げるということは、誰でもしていることですね。
ほかにも、無駄な出費をしたくないとか
どんなトラブルが起きるかわからないので
やらない人のほうが多いのではないでしょうか。
パソコンの最大メモリ容量はどこまで超える事ができるのか？
パソコンの最大メモリ容量は、どこまで超えることができるのか
ヤフー知恵袋でも質問をしている人がいます。
回答を見ると「やらなくてもわかる」という行動力のない人が
想像だけで回答をしていました。
Windows10各エディションで認識する最大メモリ容量は
それぞれ違いがあるようです。
さらに、それがハイエンドモデルであろうが
ミドルレンジモデルであろうが、認識する最大メモリは
同じという意味につながる興味深い表は、以下の通りです。
| OS | 認識する最大の 物理メモリ容量(32bit) |
認識する最大の 物理メモリ容量(64bit) |
| Windows 10 Home |
4GB | 128GB |
| Windows 10 Pro |
4GB | 2TB |
| Windows 10 Enterprise |
4GB | 2TB |
| Windows 10 Education |
4GB | 2TB |
Windows10各エディションでも最大メモリは違う
Windows10の各エディションでも
認識される最大メモリは違います。
たとえば「indows10 Home 64bit」の場合は
128GBまで認識しますし「Windows10 Pro/Enterprise/Education 64bit」は
最大2TBまで認識されるのです。
ただ、Intel Z370, H370, B360チップセットを搭載したマザーボードは
最大64GBまでしか認識されません。
ちなみに、「Windows10 Education」は教育機関など
ボリュームライセンス契約での利用形態なので一般には入出できないケースが多いようです。
Windows10 Enterpriseの場合は個人でもボリュームライセンス契約を行い
利用することができますが、認識する最大メモリ容量の観点だけを見ると
Windows 10 Proと変わらないのでメリットはほぼないでしょうね。
搭載するメモリ容量でOSを選ぶのではなくて
CPUに合わせてOSを選んだほうがよさそうです。
それでもパソコンによっては最大メモリ容量が低いこともある
Windows10 Homeは最大128GBまで対応していますが
デスクトップパソコンやノートパソコンによっても
また認識できるメモリ容量が違ってきます。
あなたのパソコンにWindows10 Homeがインストールされている場合は
120GBまで認識します。
とはいえ、自作パソコンの場合はマザーボードのマニュアルや
公式サイトのスペックを見ると最大32GBしか認識できないとなっていることが多いです。
パソコンによっては増設辞退できない場合もありますし
16GBしか認識しないというパターンもあったりします。
最新パソコンの場合は、ノートパソコンなら普通に32GBまで認識しますし
デスクトップパソコンの場合は64GB～128GBまで認識されるでしょう。
Windows10 Home/Pro32bit版なら
メモリ容量は4GB、64bit版の場合はメモリは8GBほど
最低でも取り付けておきたいところです。
「メモリ64GBも何に使うの？」という意見もあるかもしれませんが
筆者の場合はブラウザを起動したままで、他のアプリを利用することが多いのです。
ブラウザを起動したままで、動画編集ソフトを起動して
ボイスロイドの音声ソフトと、ボイスボックスのアプリを同時起動することもあります。
それに加えて、バナー作成ソフトなども起動するので
筆者の場合は、メモリは余裕があったほうが良いという結論に至っています。
基本的に、パソコンで何をするかによるのですが
メモリ容量は多くて余裕があったほうが良いといえるでしょう。
まとめ
パソコンの最大メモリは新品を買ったときに
同封されている書類で確認できる場合があります。
スペックが記載された書類がないという場合でも
公式サイトのほうで最大メモリは確認できるでしょう。
ただ、Windows10の場合はエディションによって
認識される最大メモリ容量は異なるようです。
試す人はかなり少ないですが
「やってみよう」と思う人は完全に自己責任でお願いします。
