Windows10・11はウイルス対策は不要だと
ネット情報でたまに見かけます。
ユーチューブでも「自称プロ」も
「Windows10・11はウイルス対策は不要」と言っているのです。
信じられますか？
仮にもプロであり、他人様のパソコンを預かる仕事をしているなら
もう少し慎重に言葉を選ぶべきだと思いますね。
本記事では、Windows10・11はウイルス対策は本当に不要なのかや
無料ソフトでも問題はないのかについてお伝えをしていきます。
Windows10・11はウイルス対策は必要か？
はっきり言えば、筆者は「プロ」という人の言うことは
あまり信用していないのです。
確かに、ウイルスソフトを売りつける業者が
知識のない人に売りつけるための狂言だと思う人もいるかもしれません。
しかし、本当に必要ないのかということも
しっかりと調べたほうが良いといえます。
ただ、「Windows10・11にはウイルス対策は不要」と言われるのには
理由があるとだけ言っておきましょう。
その理由としては、Windows10・11には標準で
無料のセキュリティが入っているからです。
Windowsセキュリティは優秀だから安心？
結論を言えば、安心はできません。
確かに、Windowsセキュリティは非常に優秀であり
基本防護能力は第三者機関も評価しています。
ですが、Windowsセキュリティは総合セキュリティソフトではないので
ウイルス対策をしないリスクはかなり高くなっているのです。
ひと昔前までのウイルス対策ソフトは
現在のWindowsセキュリティの機能範囲に近かったかもしれません。
現在のウイルス対策ソフトが目指しているのは
総合セキュリティの方向性となっています。
つまり、現在のWindowsセキュリティの方向性とは
かなり違いがあるのです。
基本防衛能力はWindowsセキュリティは高度なものとなっているのは事実ですが
それでも保護してくれる範囲や内容は基本的な部分に限定されています。
より幅広い対策を希望しているならWindowsセキュリティだけでは
機能不足な部分も増えてくるでしょう。
無料セキュリティソフトでも問題ない？
パソコンを守るために無料のセキュリティソフトを
入れたいと考える人もいるかもしれません。
筆者は、特に問題はないと断言します。
なぜなら、筆者もかつては無料ウイルスソフトを
5年以上使用していたこともありトラブルは一切なかったからです。
ただ、無料セキュリティソフトの多くは
広告が表示されることが多い。
これは、広告により無料いセキュリティソフトは
収益を得ているので広告表示はされるのは仕方ありません。
無料セキュリティソフトの中には
無料版から有料版に切り替えることを促すソフトもあります。
有料版に切り替えてもらうことで
収益を得るためですね。
無料セキュリティソフトには
サポート体制に期待でき無いというデメリットもあります。
昔に言われていた「無料セキュリティソフトは個人情報が漏洩している」と
根拠のない噂もありました。
ですが、無料セキュリティソフトをインストールしても
個人情報は漏洩されることはありません。
もちろん、無料セキュリティソフトには
有料セキュリティソフトよりも制限されているのであまり期待はできません。
まとめ
Windows10・11には、標準で「Windowsセキュリティ」という
ウイルス対策機能が備わっています。
この機能は、基本的なウイルス対策に必要な最低限の機能を持ち
第三者機関からも高い評価を受けているのです。
しかし、Windowsセキュリティには、Webブラウザやパスワード
カメラの保護など、デバイスやデータを総合的に守る機能がありません。
そのため、パソコンの使い方によっては
別途セキュリティ対策ソフトの導入が必要になる場合があります。
無料ソフトでも問題ないかどうかは、その性能や信頼性によって異なりますが
有料ソフトに比べて機能やサポートが限定されることが多いです。
セキュリティ対策ソフトを選ぶ際には、自分のパソコンの利用目的や環境に合わせて
必要な機能やコストを比較検討する法が良いでしょう。
