ミニPCとモニター一体型のどっちを買えば
後悔しないのかは、あなたの使用目的や好みによっても違いがあります。
ミニPCとモニター一体型のメリットやデメリットを比較して
あなたにあったパソコンを選ぶことが大切ですね。
本記事では、ミニPCとモニター一体型のどっちを選べば
後悔しないのかやメリットやデメリットについてもお伝えをしていきます。
ミニPCとモニター一体型のどっちが後悔しない?
基本的にミニPCとモニター一体型のどっちが後悔しないのかについてですが
あなたの使用目的や好みによっても、やはり違いがあります。
第三者が「こっちが良いかも」と言っても
あなたに合うかどうかは疑問ですね。
それでは、ミニPCの特徴とモニター一体型の特徴を
お伝えしていくことにしましょう。
ミニPCの特徴
ミニPCの特徴としては小型のデスクトップパソコンなのですが
持ち運びに便利という特徴があります。
ほかにも、場所をとらないというのも
最大の特徴ではないでしょうか。
また、モニターやテレビなどに接続して使用しますが
モニターの背面に取り付けることができるのも便利だといえますね。
ネット検索や記事作成など、ミニPCは軽い作業に向いています。
CPUやメモリなどのスペックによっても
値段が違うのです。
ただ、動画編集や本格的なゲームなどは
不向きといえるでしょう。
一般的なデスクトップパソコンよりも、安く買えます。
モニター一体型の特徴
モニター一体型の特徴は、モニターとパソコン本体が
1つになっているということでしょう。
モニター一体型は省スペースで限られた場所に
設置するのに向いているパソコンです。
また、ケーブルなどが少なくて済むので
ケーブルでごちゃごちゃしなくて済みますね。
モニター一体型は解像度にもこだわりたい人にお勧めで
一般的には23インチから27インチの大きな画面が人気となっています。
モニター一体型はモニター機能を搭載しているモデルもあり
HDMI入出力端子があればゲーム機やブルーレイプレーヤーなどを接続し
モニターとして使用することができます。
モニター一体型もミニPCと同じく拡張性やメンテナンス性が
かなり悪いです。
ミニPCとモニター一体型のメリットとデメリット
ミニPCとモニター一体型には
それぞれメリットとデメリットがあります。
次は、ミニPCとモニター一体型のメリットとデメリットについて
紹介をしていきましょう。
ミニPCのメリット
ミニPCのメリットは、小型で軽量ということが挙げられます。
限られたスペースでも設置することができますし
モニターの背面に取り付けることで、机の上がすっきりします。
さらに、ミニPCは無駄なものを削ぎ落しているので
従来のデスクトップパソコンよりも安いという点も大きなメリットといえますね。
消費電力も低いので、節電ができるというだけでなく
環境にも優しいのです。
モニター一体型と比べればミニPCはモニターのサイズを
変更することができるので、好みのモニターを選べるというメリットがあります。
ですが、ミニPCにはデメリットもあります。
次は、デメリットについて
お伝えをしていきましょう。
ミニPCのデメリット
ミニPCのデメリットは、小型で軽量なのですが
そのため、拡張性が悪くなってしまいます。
とはいえ、メモリとハードディスクは交換して
容量アップは可能ですが、従来のデスクトップパソコンより
拡張性は劣るというのは事実ですね。
スペックも、モニター一体型と比べると
劣る部分があるので、動画編集などは向きません。
また、モニター一体型と比較しても
排熱性はミニPCのほうが悪いです。
インターフェースなどの数も限りがあるので
周辺機器の接続は制限される可能性もあります。
ミニPCの大半は中国製品なので
人によっては、その信頼性に疑いを持つ人も少なくありません。
モニター一体型のメリット
モニター一体型とはパソコン本体とディスプレイが
一体化したデスクトップパソコンのことです。、
ノートパソコンよりも大きめのモニターが使えるのも
モニター一体型のメリットといえるでしょう。
ミニパソコンと同様にモニターが大きいので
文字が見やすいという特徴もあります。
モニター一体型には23インチや27インチの大型ディスプレイを
搭載していることもあります。
モニター一体型はパソコン本体がディスプレイと一体化されているため
設置スペースが少なくて済むのです。
通常のデスクトップパソコンはモニターと別々に置く必要がありますが
モニター一体型は本体がついているのでモニターを別に買う必要がありません。
そのため、配線ケーブルも
少なくて済むので机の上はすっきりするでしょう。
配線ケーブルが少ないということは
断線によるトラブルも回避できるということです。
モニター一体型のデメリット
モニター一体型には、デメリットもあります。
まず、モニター一体型は拡張性が低いということです。
モニター背面にパソコンが収納されているので
内部には余計なスペースがありません。
グラフィックボードなどやメモリなどの増設は
ほぼできないと思ったほうが良いでしょう。
モニター一体型もミニPCと同様に
動画編集などの高性能を求める使い方には不向きといえます。
将来的にパワーアップさせたいという場合は
モニター一体型は不利な場合が多いです。
モニター一体型は、モニターと一体化されているため
好みに応じたモニターを選ぶことができません。
ミニPCと比べると、自由度はかなり低いといえます。
ミニPCの場合はモニターは別に買う必要がありますが
モニター一体型は、別に買う必要がありません。
これは、メリットとも言えますが
デメリットとも言えますね。
モニター一体型は余計なスペースがないので
排熱性が悪いという点もデメリットとなります。
熱がこもりやすいので
故障しやすいという側面もあるのです。
その場合は、もちろん買い替えとなるでしょう。
ただ、それは本体だけに限らず
モニターに何らかのトラブルが起きても
本体ごと交換ということになります。
ミニPCの場合は、モニターが故障したらモニターを買い替えるだけですし
本体が故障したら本体だけを買い替えれば良いだけですね。
まとめ
ミニPCとモニター一体型のどちらが良いのかは
使用目的や好みに応じても違いがあります。
それぞれのメリットやデメリットに関して
最後にまとめてみましょう。
●ミニPCのメリット
・省スペースでデスク周りがすっきりする
・モニターを自由に選べる
・ハイスペックなモデルもある
●ミニPCのデメリット
・排熱性が低い
・拡張性が低い
・端子数が少ない
・モニターとの接続にケーブルが必要
●モニター一体型のメリット
・配線が少なくて済む
・手軽に使用できる
・デザイン性が高い
・場所をとらない
●モニター一体型のデメリット
・熱がこもりやすい
・パーツの交換や増設が難しい
・性能が低いものが多い
・モニターは選べない
ミニPCは、これから人気が出てくるモデルなので
高性能で排熱性の高いモデルも、ドンドン登場する可能性もあります。
そういうことも考えつつ、ミニPCとモニター一体型の
メリットとデメリットを比較し、選んでみるのも良いかもしれませんね。