パソコンのスピーカーを置くときは
音質などに影響が出る場合があるので設置は慎重に行いたいところです。
スピーカーと自分の位置関係やスピーカーと壁や窓の距離など
スピーカーの高さや無機、細かな配置の工夫が音質に影響します。
さらに、スピーカーの振動対策や反響音対策
スピーカーのデザインとインテリアの調和など
快適な音楽ライフを楽しむためには欠かせない要素です。
この記事では、パソコンのスピーカーの置き場所に関する基本と
工夫を詳しく解説します。
パソコンのスピーカーの置き場所に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
スピーカーの置き方の基本
パソコンのスピーカーを置く場合は
音質やデザインなどが影響するポイントというものがあります。
とくに、音質にこだわっていなければ
スピーカーのデザインや設置場所は気にしなくて良いでしょう。
ですが、音質にもこだわりがあるという場合は
スピーカーの置き方にもこだわったほうが良いかもしれません。
ここでは、スピーカーの置き方の基本として
以下の3つの要素について解説します。
・スピーカーと壁や窓の距離
・スピーカーの高さと向き
それでは、一つ一つ紹介していきましょう。
スピーカーと自分の位置関係
スピーカーと自分の位置関係は
音のバランスや立体感に大きく影響します。
一般的には、2つのスピーカーを使用している場合は
スピーカーと自分を結んだときに正三角形になるように配置するのがベストです。
このようにすると、左右のスピーカーから発せられる音が両耳に均等に届き
音像が中央に定位しやすくなります。
また、スピーカーを自分の方に向けると
音のまとまりがよくなるのです。
逆に、自分に対してスピーカーを中央に寄せすぎると
音のバランスが悪くなったり、音がぼやけたりする場合があります。
また、部屋の中央にスピーカーを置くと
低音が歪んで聞こえる場合があるかもしれません。
狭い部屋だと配置が難しいかもしれませんが
どんなスピーカーであっても、部屋の中央に置かないように気をつけましょう。
スピーカーと壁や窓の距離
スピーカーと壁や窓の距離も、音の反響や増幅に影響します。
スピーカーと壁の距離が近すぎると、スピーカーから発せられた低音が壁に反射して増幅し
音のバランスが悪くなってしまうかもしれません。
特に、部屋の角にスピーカーを置くとより
音が増幅するので注意しましょう。
音が増幅すると低音が余計に目立ち、クリアではなくなります。
このため、音の増幅を防ぐために
スピーカーは壁から10cm以上離して置くのが適切です。
また、スピーカーの後ろにガラス窓があると
ノイズのもとになる可能性があります。
スピーカーから発せられた音がガラスに反射して
音が歪んだり、音がキンキンしたりする場合があるでしょう。
やむを得ず背面がガラス窓になってしまう際は
カーテンを引くといった工夫によりノイズを軽減できます。
スピーカーの高さと向き
スピーカーの高さと向きは
音の聞こえ方に大きく影響します。
スピーカーの高さは、耳の高さに合わせて設置すると
音をしっかり聞き取りやすくなるでしょう。
特に低音と高音を別のユニットから発する2WAY構成の場合は
置き方をしっかり意識することが大切です。
2つのスピーカーユニットのうち高音を発する方を「ツイーター」
低音を発する方を「ウーファー」と呼びます。
スピーカーの高さを調整する際には
ツイーターを耳の高さに合わせるようにすれば
高音の響きが良くなるかもしれませんね。
スピーカーの向きは、音の指向性によって変える必要があります。
指向性とは、スピーカーから発せられる音の広がり方のことで
高音は狭く、低音は広く広がります。
そのため、高音を発するツイーターは自分の方に向けると
音がしっかり届きます。
低音を発するウーファーは、正面に向けるか
やや外側に向けると、音の広がりが良くなります。
スピーカーの置き方の工夫
スピーカーの置き方の基本を押さえたら
次はスピーカーの置き方の工夫について見ていきましょう。
ここでは、以下の3つの要素について解説します。
・スピーカーの反響音対策
・スピーカーのデザインとインテリア
それでは、一つ一つ紹介していきましょう。
スピーカーの振動対策
スピーカーは音を発するときに振動しますが
その振動が床や棚などに伝わると、音質の低下につながります。
振動によるノイズを抑えるためには
スピーカーを床や棚などに直置きしないことが大切です。
スピーカーを床や棚などに直置きしないためには
スピーカースタンドやインシュレーターというアクセサリーを使うと効果的です。
スピーカースタンドは、スピーカーを床から浮かせて設置できる台のことで
振動を吸収してくれます。
インシュレーターは、スピーカーと設置場所との間に挟んで使うゴムや
金属製のパーツのことで、振動を緩和してくれるのです。
スピーカースタンドやインシュレーターを使用することで
音質が向上するだけでなく、スピーカーの高さや向きの調整もしやすくなります。
スピーカーの反響音対策
そもそも、反響音というのは、スピーカーから出る音が壁や天井など
硬い面に反射して元の音と重なって聞こえる現象を言います。
反響音が多くなれば音がぼやけて聞き取りにくくなったり
音量が大きくなって耳に負担をかける場合もあるのです。
反響音の原因は主に部屋の形や広さなどが影響していますし
スピーカーの位置や家具などやカーテンの素材なども影響しています。
一般的に、部屋が広くて空間が多く壁や床など
硬い素材でできている場合は反響音が多くなるでしょうね。
この場合の対策としては、スピーカーの位置や向きを変えるとか
壁から話して聞き手の方向に向けるという対策が有効です。
ほかにも、できることなら部屋に吸音材を設置すれば
音の反射を抑えることができるでしょう。
壁や天井に吸音パネルや吸音シートを張り付けると
音の反射は抑えられるかもしれません。
スピーカーのデザインとインテリア
音楽を楽しむためには 音楽を聴くときには
音質や音量だけでなく、スピーカーのデザインやインテリアとの調和も重要です。
スピーカーのデザインは、お部屋の雰囲気や好みに合わせて選ぶことで
音楽をより楽しむことができます。
おしゃれなスピーカーには、さまざまな種類があります。
例えば、壁掛けタイプは壁に取り付けることで
空間を有効に使えるスピーカーです。
壁に溶け込むようなシンプルなデザインや
アートのような個性的なデザインなどがあります
置き型タイプもありますが、これは
机や棚などに置くことができるスピーカーです。
コンパクトで持ち運びやすいものや
インテリアの一部として飾れるものなどがあります。
防水タイプは、水や湿気に強いスピーカーです。
お風呂やキッチンなどでも使えるので
音楽を楽しみながらリラックスや作業ができます。
おしゃれなスピーカーの選び方
おしゃれなスピーカーを選ぶときには、以下のようなポイントに注意しましょう。
スピーカーの基本的な性能として
音質と音量は重要です。
音質は、高音や低音のバランスや
音の歪みの有無などで判断できます。
音量は、部屋の大きさや用途に合わせて選びましょう。
音質と音量は、スピーカーのサイズや形状
素材などに影響されます。
ほかにも、スピーカーのデザインとカラーは
インテリアとの調和や好みによって選びましょう。
デザインは、シンプルなものや個性的なものや、モダンなものやクラシックなものなど
さまざまなスタイルがあります。
カラーは、ベーシックなものやカラフルなもの
木目調や金属調など、素材感にも注目しましょう。
まとめ
スピーカーは、音楽を楽しむためには、欠かせないアイテムです。
おしゃれなスピーカーを選ぶときには音質や音量
デザインやカラー、設置場所や方法などを考慮しましょう。
自分の好みやインテリアに合ったスピーカーを選ぶことで
音楽をより楽しむことができます。