ひと昔前のパソコンは、調子が悪い場合に
シャットダウンや再起動などで調子が戻ったことがあります。
しかし、最近のOSではシャットダウンだけでは
調子が戻らないことが増えてきました。
本記事では、パソコンの完全シャットダウンの特徴は何かや
種類があるというのは本当かなどをお伝えします。
パソコンの完全シャットダウンって何?
パソコンの完全シャットダウンとは
システム情報などを残さないで
完全にリセットすることを言います。
ただ、これだとシンプルすぎて
分かりにくいかもしれません。
普通のシャットダウンは一部のシステム情報を残したまま
シャットダウンをしているのです。
たとえば、シャットダウンをしてから
ブラウザを再開すると「復元する」というのが表示されれば
それは、完全シャットダウンではありません。
普通のシャットダウンのメリットは
最初からデータを読み込まなくてよいので起動が速くなるのです。
ですが、データに不都合が起きている場合でも
そのデータを使い軌道をするので起動するときに影響が出る場合もあります。
完全シャットダウンはデータを残さずにリセットして
シャットダウンをするので、データによる不都合が解消されることがあるのです。
ですが、最初からデータを読み込むので
起動が少し遅くなるというデメリットもあります。
ちなみに、完全シャットダウンがあるOSは
Windows8でした。
完全シャットダウンのやり方
完全シャットダウンのやり方は
キーボードの「SHIFTキー」を押した状態でシャットダウンをクリックするだけです。
手順としては、以下の通り。
①SHIFTキーを押す
②スタートボタンをクリック
③電源をクリック
④シャットダウンをクリック
以上のような手順で行えば
完全シャットダウンができます。
パソコンの完全シャットダウンを使うタイミング
完全シャットダウンを使うタイミングとしては
基本的に、パソコンの調子が悪い時に使います。
ただ、パソコンの調子が悪いという抽象的な表現では
少しわかりにくいかもしれないですね。
具体的には、以下の通りです。
・動作が遅くなったとき
・周辺機器が認識されなくなったとき
・インターネット接続できなくなったとき
・ソフト・アプリが起動しなくなったとき
このような症状になった時に
完全シャットダウンを使うと良いかもしれません。
パソコンの完全シャットダウンには種類があるっていうのは本当?
正確には、シャットダウンには「2種類」あるということです。
普通のシャットダウンと
完全シャットダウンの2種類ですね。
一つ一つ紹介を、していきましょう。
シャットダウン
シャットダウンとは周辺機器などに
通電をした状態でWindowsを終了した状態を言います。
完全に電源が落ちていないので
パソコンの操作状況が保持されるのです。
この捜査状況の保持は速くスタートアップさせる目的なので
起動時間が短くなるというメリットがあります。
校則スタートアップを目的としたシャットダウンは
Windows8から導入されています。
完全シャットダウン
完全シャットダウンとは、電源を完全に落とした状態であり
捜査状況は保持されていません
ちなみに、Windows7のころは
シャットダウンが完全シャットダウンと同じ状態でしたね。
まとめ
完全シャットダウンは不都合やトラブルなどで
行うことで解消される場合が多いということでした。
ですが、パソコンの調子が悪いからと言って
シャットダウンだけをしても悪化する危険があります。
完全シャットダウンは、すべての周辺機器や問題のある部分も
完全にリセットした形になるので調子が戻る可能性が高くなるのです。
普通のシャットダウンの場合はパソコンの操作が保持されるので
不都合が解消されることはほぼありません。