パソコンを速くしたいという場合は
HDDからSSDに交換する人は多いです。
確かに、HDDからSSDに交換した場合は
速度が速くなった感じがしますね。
最近では、m.2ssdを採用するパソコンが増えてきましたが
普通のSSDから交換して、体感はできるのかや
普通のSSDとどちらが速いのかについてお伝えをしていきます。
m.2ssdとは？
m.2ssdは、従来のSSDにかわる内臓記憶装置で
新しいパソコンにドンドン採用されています。
m.2ssdは薄くて場所をとらないし
高性能と行く特徴があるので
多くのパソコンは採用しているのです。
とはいえ、m.2ssdには種類があり
切り欠きの位置も異なる場合もあるのです。
同じm.2ssdでも互換性がないタイプと
互換性があるタイプが存在します。
長さもマザーボードの大きさによって
違いがあるのです。
m.2ssdのメリットとデメリット
m.2ssdには、メリットとデメリットがあります。
次は、m.2ssdのメリットとデメリットについて
お伝えをしていきましょう。
m.2ssdのメリット
m.2ssdのメリットといえば、なんといっても
高速な転送速度です。
M.2 SSDは、SATAやmSATAといった従来のSSDと比較して
データの転送速度が大幅にアップしています。
特にPCIe（NVMe）接続を採用したM.2 SSDは、理論上64,000MB/sという速度で
システムの起動やゲームのロードなどに大きく影響を与えているのです。
m.2ssdは省スペースであるというのも
大きなメリットといえます。
基盤がむき出しのスティック形状で
幅は約22mmと非常にコンパクトな設計です。
マザーボードに密着するような感じで設置されるので
配線も必要なく薄いスペースも問題なく取り付けることができます。
PCケースの空気の流れを改善するというメリットもありますし
メンテナンスがやりやすいというメリットもあるのです。
m.2ssdのデメリット
m.2ssdにはメリットがありますが
もちろんデメリットもあります。
m.2ssdは接続方法やサイズが複数あるので
マザーボードやパソコンとの互換性も確認する必要があります。
一部のマザーボードには、m.2ssdが取り付けられない場合もあるので
注意がい必要となります。
ただ、アダプターのようなものを取り付けることで
本来m.2ssdを取り付けられないモデルでも、取り付けができるようになります。
基本的に、古すぎるパソコンの場合は
m.2ssdは、そのまま取り付けられないケースがほとんどだといえるでしょう。
m.2ssdはSATA SSDやmSATA SSDと比較して
値段が高い設定となっています。
性能や容量が高くなるほど
値段も高くなると考えたほうが良いでしょう。
m.2ssdの速度は体感できるか？
m.2ssdの速度は体感できるかといえば
交換前に、なんであったかによります。
HDDからm.2ssdに交換したという場合は
確かに、体感することができるでしょう。
m.2ssdの体感を得られるのは
ファイル検索やファイルの転送などではないでしょうか。
m.2ssdの体感は場合によっては
全くできない場合もあります。
たとえば、OSの起動やゲームなどの起動も
余り体感というものは感じません。
通信や同期がボトルネックとなる作業も
体感体感を感じることがないかもしれません。
つまり、m.2ssdの速度を体感できるかどうかは
一概には言い切ることができません。
また、m.2ssdの規格やインターフェースなどや
使用するパソコンのスペックに注意して選ぶほうが良いでしょう。
m.2ssdと普通のSSDとどちらが速い？
m.2ssdと普通のSSDのどちらが速いのかというのは
体感ができないので、片方が速いとは言えません。
ただ、ベンチマークテストなどで計測した時に
数値だけを見るとm.2ssdのほうが数値が高いので
普通のSSDよりも速いのではないでしょうか。
体感ができるレベルではないですが
m.2ssdは狭い場所でも取り付けができるのでメリットは大きいといえます。
まとめ
m.2ssdは、小型パソコン向けに開発されました。
PCIeやSATAなどの規格に合わせて柔軟に設計できる
コンパクトなSSDなのです。
m.2ssdは接続規格によっても違いがあり
一般的にはSATA SSDよりも高速と言われています。
特に、PCIe4.0×4のNVMe接続のm.2ssdは
理論値で最大64Gbpsのデータ転送が可能です。
アプリの起動やファイルのコピーなどでは
m.2ssdとSATA SSDの差はあまり感じられないでしょう。
ただ、m.2ssdの速度を体感できるかどうかは
使用する用途や環境によっても変わってきます。
